Moto's Word Learner version 2.2.0 ReadMe

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1. 全般的な情報とご注意
2. Moto's Word Learner の概要
3. File メニューについて
4. Training メニューについて
5. トレーニングファイルの作成について
6. 登録について
7. 最後に

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1. 全般的な情報とご注意

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※MacOS 9.x 以前の環境では Moto's Word Learner PPC 、MacOS X 環境では Moto's Word Learner X をダウンロードして下さい。

※WdLnSetting および WdLnTemp というファイルがアプリケーションと同じフォルダ内にあります。ファイル名を変更したり削除したりせずに、必ずアプリケーション本体と同じフォルダ内に置いて下さい。(これらのファイルがなくても起動はしますが、WdLnSetting ファイルが見つからない場合はアプリケーション終了時の設定を覚えません。WdLnTemp ファイルが見つからない場合は、問題をランダムに提示する機能を利用できません。なお、これらのファイルを削除してしまった場合には、それぞれのファイル名をつけた空のテキストファイルをアプリケーション本体と同じフォルダ内に設置すれば、次回起動時から利用可能です。)

※「フォントとキーボードを一致させる」オプション( OS 9.x ではキーボードコントロールパネルのオプション、OS X ではシステム環境設定・地域情報・キーボードメニューのオプション)が設定されていると、入力プログラムを切り替えて使用している(コマンド+スペースで英数入力にしている)場合には、問題ごとに入力プログラムが勝手に切り替わってしまうことがあります。「フォントとキーボードを一致させる」オプションを使用しないように設定するか、または Moto's Word Learner を起動する際に前もって US 入力に切り替えておくことで回避できます。( JIS キーボードの「英数」キーを使用して切り替えるのであれば、入力プログラムの変更はありませんのでこの問題は発生しません。)

※ OS X でご使用の場合に、Moto's Word Learner アプリケーション本体をバージョンアップ等で入れ替えた場合、Moto's Word Learner 用にクリエータを変更したファイルをダブルクリックしても Moto's Word Learner が起動しないことがあります。そのような時には、OS X から一度ログアウトした後、再ログインして下さい。

※ OS9.x より以前の環境では English Text-to-Speech をインストールしておく必要があります。(インストールされていない場合は、音声による問題提示機能を使えません。)English Text-to-Speech はお使いのマッキントッシュに付属の MacOS CD-ROM に特別付録として収録されています。また Apple 社のホームページからのダウンロードも可能です。

※文字の表示に PPC 版では Chicago 及び Osaka フォント、OS X 版では ヒラギノ丸ゴ Pro W4、ヒラギノ角ゴ Pro W6 フォントを使用するよう設定しています。

※追加のトレーニングファイルは Web Page でも紹介しております。詳しくは「 6. 登録について」をお読み下さい。

※このアプリケーションに起因するいかなる障害が発生しましても、作者はその責を一切負いません。




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2. Moto's Word Learner の概要

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このプログラムは Apple の English Text-to-Speech を利用した英単語練習ソフトです。プログラムを起動したら Open ... ボタン(または「コマンド+O」)を押してトレーニング用のファイルを選択して下さい。まずは Moto's Word Learner フォルダ内の Samples フォルダの中にあるファイルを開いてみて下さい。トレーニングが始まります。

トレーニングは単純で、表示される日本語に対応する聞こえた英語を打ち込んで Check ボタンを押す(または return キーを押す)、というだけのものです。正解ならばスペルが表示されて再度発音が聞こえます。(空白も認識しますので、余計な空白が入力されている場合は正解になりません。)スペルがわからない場合などは、 ?(クエスチョンマーク)ボタンをクリックすると、2秒間正解が表示され、同時に発音が聞こえます。
Training メニューの Listen Again(キーボードショートカットは「コマンド+/」)では、発音だけを再度聞くことができます。? ボタンをクリックするのと同じ結果を期待するキーボードショートカットは「コマンド+?」(つまり「コマンド+シフト+/」)となります。

単語や設問が長すぎて表示しきれない場合は、ウィンドウを大きくするか、FontSize メニューから適当なフォントサイズを選択して下さい。

トレーニングが終了したら、Open ... をクリックすると次のファイルを選択できます。Again をクリックした場合はもう一度同じトレーニングを行えます。

原則として、トレーニング途中でも変更がすぐに反映されるメニュー項目につきましては、キーボードショートカットが設定してあります。メニューをご覧になってご確認下さい。

なお、発音される声は、Speech コントロールパネル( OS X ではシステム環境設定)で変更ができます。Victoria がおすすめです。




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3. File メニューについて

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Change Creator オプションにチェックをつけておくと、トレーニングファイルのクリエータをファイル読み込み時に変更します。そのため、一度読み込まれたトレーニングファイルは、次回からダブルクリックで Moto's Word Learner を起動します。逆に、一度 Moto's Word Learner 用に変更したトレーニングファイルを再度編集したい場合などは、そのファイルを読み込んだ状態で To Text File オプションにチェックをつけて Moto's Word Learner を終了して下さい。該当のファイルがただのテキストファイルに変更されます。

ただし、To Text File オプションの設定は保存されないようにしてあります。このオプションはアプリケーション終了時に実行されますので、再度起動しないとこのオプションを戻すことができません。そのため、次回起動後に意図せずファイルが変更されてしまうことを防ぐためです。したがいまして、アプリケーション起動時のこのオプションの設定は、常にチェックの外れた状態になります。
# Change Creator オプションの方の設定は保存されますので、ご注意下さい。

なお、OS X でご使用の場合に、Moto's Word Learner アプリケーション本体をバージョンアップ等で入れ替えた場合、クリエータを変更したファイルをダブルクリックしても Moto's Word Learner が起動しないことがあります。そのような時には、OS X から一度ログアウトした後、再ログインして下さい。




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4. Training メニューについて

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デフォルトではそれぞれの単語を2回ずつ練習する設定になっていますが、Repeat Each Word オプションより1回から5回まで任意に設定できます。

Speech Presentation オプションでは、日本語が表示されてから発音が聞こえるまでの時間を 0 〜 5 秒の間で遅らせたり、または発音なしの設定ができます。

Case Sensitive のオプションにチェックが入っている場合は、大文字・小文字を識別します。チェックを外すともちろん大文字・小文字の違いは無視します。

Random にチェックを入れてからファイルを読み込むと(一度トレーニングが終了した後、Again をクリックしたような場合も)、ランダムな順番で出題が行われます。

#ここで設定した各種項目は WdLnSetting ファイルに保存されます。アプリケーション終了時の設定が、次回起動時に読み込まれます。




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5. トレーニングファイルの作成について

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Samples フォルダ内のファイルを SimpleText 等のエディタで開いていただくと簡単にご理解いただけると思います。

基本は、英単語(または文でも可)とそれの訳を1行ずつ順番に記述して、テキストファイルとして保存するだけです。
新規にファイルを作成される場合は、SimpleText 等のエディタで作成保存すれば OK です
#なお、MacOS X に付属の TextEdit でファイルを新規に作成する場合は、あらかじめ環境設定の中の新規書類のフォーマットを標準テキストに設定しておいて下さい。TextEdit デフォルトの RichText フォーマットはサポートしておりません。
#また、OS X 上で動作するワープロソフトの場合には、テキストファイルとして保存できるオプションを持ったものであれば問題ないと考えております。ただし、RichText フォーマットではない(標準テキストや SimpleText フォーマット等と表示される)ことを、ご確認下さい。

英単語の行に
(Congratulations
のように半角カッコで始まる文字列が発見されるとトレーニングが終了し、半角カッコの後ろに記述されている言葉が聞こえてきます。また、それまでに経過した時間が秒単位で表示されると同時に、ファイルに記述されているその次の行がメッセージとして画面に表示されます。
このトレーニング終了の合図である半角カッコは必須です。これが奇数行(つまり英単語の行)に見つからない場合、Moto's Word Learner はファイル読み込み時にエラーを返します。つまり、トレーニングそのものが開始しないことになります。(ただし、その次の行に記述される画面表示用の終了時メッセージは、書き込んでいなくても問題はありません。)

#ファイル作成の際には、余計な空白や改行が入らないようにご注意下さい。




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6. 登録について

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このプログラムはフリーウェアですが、ご使用になって気に入っていただいた場合には、是非ご登録をお願いします。(ご登録も無料です。)
ご登録の場合には Web Page 上のトレーニングファイルをご自由にダウンロードいただくためのパスワードをご連絡いたします。Web Page には、原則として毎日新しいトレーニングファイルを掲載しております。




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7. 最後に

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このプログラムに関する最新情報は以下の Web Page にてご連絡します。

http://www.iou.jp/

Apple メニュー( OS X では File メニュー)の About... で表示されるダイアログに Web 接続用のボタンがありますので、そちらもご利用下さい。



以上です。Moto's Word Learner が少しでもあなたのお役にたてることを祈っています。



June 2, 2002
Hoshi, Motonori